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【 メモリアルムービーコラム 】
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メモリアルムービーのメリットとデメリット


メモリアルムービーのメリットとデメリットについて

メモリアルムービーの制作を検討されている方に向けて、メモリアルムービーのメリットとデメリットについて解説させて頂きますので、もしよろしければ参考にして頂けますと幸いです。


Topics

メモリアルムービーのメリット
 1. 故人の人柄や人生を伝えられる
 2. 参列者の心に残る
 3. 家族の心の整理になる
 4. 時間のつなぎにもなる

メモリアルムービーのデメリット
 5. 準備に時間と労力がかかる
 6. 著作権の問題
 7. 感情的な負担になることも



〇メモリアルムービーのメリット

メモリアルムービーには多くのメリットがあるのですが、その中からメインになるメリットをピックアップしてご紹介させて頂きます。


1.故人の人柄や人生を伝えられる

お葬式の場では、参列者が一堂に会して故人を偲びますが、故人とどのような関係だったかによって、その人となりや人生の歩みをよく知らない方も多くいます。
メモリアルムービーは、その「知らなかった部分」を視覚的に共有し、故人の生き方や魅力を深く伝える手段となります。

● 写真や映像で「人生の物語」を描ける
赤ちゃん時代から学生時代、社会人として活躍していた姿、家族との穏やかな日常など、時系列で構成することで、まるで1本のドキュメンタリーのように故人の一生をたどることができます。
「どんな人だったのか」「どんな人生を歩んだのか」が自然と伝わり、参列者の心に響きます。

● 笑顔や仕草が生き生きと伝わる
静止画だけでなく動画を取り入れると、故人の話し方、笑い声、仕草などがそのまま残ります。
言葉では伝えきれない「人柄」が映像を通じて鮮明に伝わります。

● 故人の大切にしていた価値観や趣味も共有できる
たとえば、自然が好きだった人であれば登山の写真や風景と一緒に映った姿、動物が好きだった人ならペットと過ごす映像などを通じて、「その人らしさ」が参列者にも伝わります。

● 故人との思い出がよみがえる
参列者の中には、映像の中に自分との思い出が映っていることもあります。
「あの時一緒に旅行に行ったな」「この笑顔、懐かしいな」といった共感が生まれ、自然と心を通わせる時間にもなります。


2.参列者の心に残る

お葬式というのは、静かに故人を見送り、感謝や別れを伝える場です。
メモリアルムービーを取り入れることで、その場に感動や温もりを加えることができ、参列者の心に強く残る時間になります。

● 映像と音楽の相乗効果で感情が動かされる
映像に音楽が加わると、感情に訴える力が一気に高まります。
思い出の写真に優しいピアノの旋律が流れるだけで、涙があふれてしまうような、心を打つ瞬間が生まれます。
静かな時間の中で、じっくりと故人を思う「感情の場面」が作られます。

● 会話のきっかけになる
上映後、「あの写真、懐かしかったね」「若い頃、あんなに元気だったんだね」と、自然な会話が生まれることもあります。
特に、久しぶりに顔を合わせる親戚や知人同士の間で、故人をきっかけに思い出話が広がり、温かい交流につながります。

● 「良いお葬式だった」と印象に残る
葬儀の印象は、参列者によって大きく異なりますが、心を込めたメモリアルムービーがあると「心がこもっていた」「その人らしいお別れだった」と感じられ、記憶に残る式になります。
特に、堅苦しさや形式に偏りすぎず、感情に寄り添った演出は「良い式だった」と多くの人に受け止められます。

● 若い世代にも伝わりやすい
映像は言葉や形式よりも直感的に伝わるため、小さな子どもや若い参列者にも「この人は大切な存在だったんだ」と伝えることができます。
家族や人生の意味について考えるきっかけにもなります。


3.家族の心の整理になる

メモリアルムービーの作成は、単に映像を準備する作業ではなく、「故人と向き合う時間」そのものです。
故人を偲びながら写真や思い出を選ぶプロセスは、家族にとって心の整理=グリーフケア(悲しみの癒し)として大きな意味を持ちます。

● 写真や思い出を振り返る中で、少しずつ受け入れていける
最初は喪失感で胸がいっぱいでも、写真を1枚1枚見返しているうちに、「こんなことがあったね」「このとき本当に楽しそうだったね」と、自然と語り合える瞬間が生まれます。
悲しみだけでなく、「ありがとう」「楽しかった」という気持ちにも目を向けられるようになります。

● 家族の対話の機会になる
ムービーを作る中で、「どの写真を入れようか」「このとき、何してたっけ?」と話し合う過程が、家族同士の対話につながります。
普段は言えなかった思いを共有したり、故人への感謝を再確認したりする、貴重な時間にもなります。

● 故人の人生を肯定的に見つめ直せる
人の死に直面したとき、どうしても「もっとこうすればよかった」と後悔の念が湧いてくることがあります。
ですが、メモリアルムービーを通してその人の人生を一つの「物語」として見ることで、「良い人生だったな」「あの人らしかったな」と前向きな受け止め方ができることもあります。

● 「お別れの儀式」として心に区切りをつけられる
ムービーの上映は、遺族にとって「見送った実感」を持てる大切な瞬間です。
静かに、感情を解きほぐしながら、故人に想いを伝え、一区切りをつけるきっかけとなることがあります。


4.時間のつなぎにもなる

お葬式や告別式の中には、参列者が集まるまでの待ち時間や、式の進行と進行の合間に「間が空く時間」が生まれることがあります。
そうした時間帯にメモリアルムービーを流すことで、場を持たせると同時に、自然な流れで故人を偲ぶ空気をつくることができます。

● 開式前の待ち時間に上映すると場が和らぐ
参列者が次々と会場に到着する開式前は、静まり返った空気の中で座って待つだけのことも多く、やや緊張感があります。
そんなときに、静かな音楽と共に思い出の映像が流れていると、「ああ、この人のお式なんだな」と自然と気持ちが故人に向き、会場全体がやさしく温かい雰囲気になります。

● 通夜や告別式の進行にメリハリが生まれる
例えば、読経やお焼香が終わった後に映像を流すことで、感情の流れができ、単調な進行にならず印象深い式になります。
「静かな儀式 → 思い出の映像 → お別れ」という流れができることで、心の区切りもつけやすくなります。

● 長時間になりがちな式でも参列者の集中力を保てる
高齢者が多い、親族の人数が多いなどで、式全体が長くなる場合でも、映像が入ることで場が切り替わり、参列者が気持ちを持ち直しやすくなります。
特に子どもや若い世代にとっては、映像があることで退屈になりすぎず、集中していられる効果もあります。

● 進行に遅れが出た場合の「調整役」にもなる
例えば、僧侶の到着が少し遅れる、移動や受付に時間がかかるといった場合でも、メモリアルムービーを流していれば、参列者が不安に思うことなく、自然にその時間を過ごしてもらえます。葬儀スタッフにとっても柔軟な運営がしやすくなります。



メモリアルムービーのデメリット

メモリアルムービーには上記のように多くのメリットがあるのですが、反対にデメリットもあります。
そのデメリットについてかいつまんで紹介させて頂きます


5.準備に時間と労力がかかる

メモリアルムービーは感動的な演出になる反面、制作には意外と多くの手間と時間がかかるのが現実です。
特に葬儀までの期間は限られており、気持ちの整理がつかない中で準備を進めるのは、遺族にとって負担になることもあります。

● 写真の選定に時間がかかる
まず必要なのが「どの写真を使うか」を選ぶ作業です。家族全員が納得できるように、赤ちゃんの頃から最近のものまでバランスよく選ぼうとすると、何百枚というアルバムを見返す必要があります。
写真に写っている人の表情、背景、時期なども確認しながら選ぶため、思った以上に時間がかかります。

● 写真のスキャン・データ化が必要な場合も
昔の写真が紙焼きでしか残っていない場合、スキャナーでデジタル化する手間がかかります。
機材がない場合は業者に依頼する必要もあります。

● 映像編集には専門的な知識や機材が必要なことも
スライドショーや映像を自作するには、パソコンやスマートフォンの操作に慣れている必要があります。
タイミングよく画像を切り替えたり、BGMやナレーションを入れたりするには、動画編集ソフトを使いこなす技術も求められます。
慣れていない人にとっては、思うように進まないこともあります。

● プロに依頼しても打ち合わせや確認が必要
外部の制作業者に依頼した場合でも、使いたい写真の提出、構成の相談、映像のプレビュー確認など、何度かやり取りをする必要があります。
葬儀の準備と並行してこれらを行うのは、精神的・時間的な負担になることがあります。

● BGMやコメント選びにも悩む
使用する音楽や、スライドに添えるコメント・ナレーションも「故人にふさわしいもの」を考えなければなりません。
「どんな言葉が適切か」「どこまで感情を込めるべきか」など、細かな判断を求められる場面も多くあります。


著作権の問題

メモリアルムービーを作成・上映する際には、使用する音楽や画像、映像に「著作権」が関わってくる可能性があります。
特に「市販の楽曲」や「インターネット上の画像」などを使う場合には、知らずに権利を侵害してしまうリスクがあります。

● 市販の音楽をBGMに使う場合の注意
多くの方が「故人が好きだった曲」や「感動的な音楽」をBGMとして使いたいと考えますが、それがCDや配信で販売されている楽曲である場合、著作権(作詞者・作曲者)と著作隣接権(演奏者・レコード会社など)が関係してきます。
式場のような公共の場で流すことは「演奏権」の侵害となる可能性があり、正式に使用許諾を得る必要があります。

● YouTubeなどで使われている曲を勝手に使うのはNG
YouTubeなどで流れているBGMや映像素材を「そのまま使っていい」と思い込んでしまうこともありますが、それらも基本的に著作権者の許可なしに使用・再編集することはできません。
見つからないように使ってしまうのは法的にリスクがあります。

● 商用利用でなくても違反になる
「お金を取っているわけじゃない」「家族のためだけに作るから大丈夫」と思われがちですが、たとえ営利目的でなくても、著作権侵害は成立します。
特に葬儀場など不特定多数の人が出入りする場で上映する場合は「私的利用」とはみなされません。

● 業者に依頼する場合も使用楽曲に制限がある
専門の制作業者に依頼すると、多くは「著作権フリー」「許可取得済みの音楽」の中から選ぶ形式になります。
好きな曲を自由に使えるわけではなく、選べるBGMが限られる点に注意が必要です。
どうしても特定の楽曲を使いたい場合は、別途申請が必要で時間もコストもかかることがあります。

● 無料素材でも「利用条件」の確認が必要
「フリー素材」と書かれている音楽や画像でも、利用条件として「商用不可」「クレジット表記が必要」などが定められていることがあります。
条件に反して使用すれば、これも著作権違反となる可能性があります。


感情的な負担になることも

メモリアルムービーの制作や上映は、故人を偲ぶ大切な時間になりますが、その反面、遺族にとって精神的な負担になることもある点に注意が必要です。
悲しみが癒えていない中で過去を振り返る作業は、ときに深い感情の揺れを引き起こすことがあります。

● 写真を見るたびに喪失感がよみがえる
ムービーに使う写真を選ぶ作業では、故人の笑顔や元気だった頃の姿と向き合うことになります。
特に亡くなって間もない時期には、その一枚一枚を見るだけで涙が止まらなくなり、感情が大きく揺さぶられてしまうことがあります。
「思い出すのがつらい」「まだ写真を見る気持ちになれない」という遺族も少なくありません。

● 悲しみの中で制作を進めるのがつらい
メモリアルムービーは、構成を考えたり、写真や音楽を選んだり、コメントを入れたりと、感情と向き合いながら細かな判断を求められる作業です。
通常であれば楽しい思い出づくりの作業が、お葬式という場面では「別れの準備」となり、精神的につらく感じることもあります。

● 家族の間で意見が分かれてストレスになることも
「この写真を使いたい」「この曲にしたい」といった意見が家族内で食い違うと、悲しみの中で話し合いがうまくいかず、感情がぶつかってしまうこともあります。
普段なら些細なことでも、心が不安定な時期には大きなストレスとして感じられることがあります。

● 式当日に涙がこみ上げ、気持ちの整理がつかない場合も
ムービー上映中に改めて故人の思い出が蘇り、会場で涙があふれてしまうこともあります。
特にナレーションや手紙風のメッセージが入っている場合は、自分自身の感情があふれてしまい、式の進行中に立ち上がれないほど感情が高ぶるという人もいます。


このようにメモリアルムービーには多くのメリットがあるのですが、反対にどうしてもデメリットもあります。
こちらの記事を参考にして頂きまして、メモリアルムービーのご検討を頂けますと幸いです






メモリアルムービー コラム
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